こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
以前、記事の中で書籍のご紹介をしました吉見夏実さんのセミナーに参加しました。
セミナーの中で問いかけがあった「ライターとして活動をしている人」に対する挙手の割合は3〜4割ほどでしょうか。
他には、ぼくのようにブログを書いている人が多く参加していたようです。
ライターの方がどのようにして仕事をしていくかの細部は書籍に委ねるとして、ここでは個人的に強く印象に残った部分についてのレポートをします。
仕事の「当たり前」
冒頭で印象的だったお話が、「私は当たり前だと思っていたけれど、実は人から見ればそうではないこともある」というものです。
ですから、言葉や文字にすれば「みんなが知っている」と思ってしまう内容であるほど、「オレはor私はできているの?」と自問自答してあげるのが大事ですね。
では、なぜそれが多くの人にとって当たり前になっていないかというと、それは「面倒だから」。
面倒だから当たり前のことができていない、とは具体的にどのようなものでしょうか?
きっとこれはライターの仕事以外にも当てはまるな、と感じる部分をまとめました。
ライターにとっての差がつく「当たり前」とは?
面倒だから当たり前のことができていないには、大きく分けて3つの項目があります。
その内容はコチラ。
- リサーチができていない
- 聞くことができていない
- 振り返りができていない
リサーチができていない
記事の正確性を確保するには、その対象に関して信頼性のある情報を入手する必要があります。
また、独りよがりではない、いわゆる「読者目線」の記事を書くには、対象者が何を読みたいのか?何が知りたいのか?を知っていることが必要です。
とはいえ、あらゆる内容について知識を備えている人はいません。
そんな時に必要なのがリサーチ。
一次情報の入手であったり、普段からアンテナを立てておくなど、やれることは色々あります。
聞くことができていない
ブログとは異なり、ライターはクライアントの依頼によって記事を書くことになります。
この時、依頼の中でわからない部分があったらどうでしょう?
意外と、この「わからない」を放置してしまう人が多いとのこと。
こんなことを聞いたらどう思われるか?というのは、相手のことを考えているようで、実はまったくお互いのためにはなりません。
後々、かえって面倒なことにならないよう、疑問点は早めに解決しておく必要があります。
振り返りができていない
ライターとしての記事は、書いたものがそのまま掲載されるわけではありません。
すなわち、クライアントによる編集のプロセスを経て世に出ることになります。
そうなると、記事を書いた後の振り返りが必要に。
セミナーの中では、3つのポイントを教えていただきました。
- 掲載された記事を確認する
- クライアントからのフィードバックを丁寧に見返す
- スケジュール通りに仕事が進められたか振り返る
これができると、次回以降の記事について、よりクライアントの意図に沿うものができるわけですね。
その際、不安に思っていることについて、個別のことについても漠然としたものについても聞いてしまうのが重要とのこと。
まとめ
実は、セミナーの中で紹介されていた「良いクライアント」の条件の中に、「指示が的確でわかりやすい」「丁寧なフィードバックをしてくれる」という項目がありました。
すなわち、今回ご紹介した当たり前については、これを協力して実現してくれるのが「良いクライアント」。
ライターの方向けのセミナーの中で、ぼくは仕事のやり方・進め方について多くの学びを得ることができました。
それではまた。