こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
2017年6月17まで六本木で開催されたブラックボックス展に行った時のお話です。
会期中は、数時間待ちの行列が話題になりました。
それにも関連して、そこであった警察沙汰のことも、記事の中身は読んでいませんが見聞きしています。
ぼくは、そのことが話題になる数日前の平日に行ったこともあり、まったく並ばず、空間そのものを楽しむことができました。
ですから、ぼく自身が体験することのできたことのみ、記録として残しておきます。
ブラックボックス展にあった“モノ”
展示物として何があったかと言えば、何もありませんでした。
暗幕カーテンによって、自分の手も認識できないレベルの暗闇。
ブラックボックス展にあった感情
最初は「おぉ、真っ暗の演出か〜。」と、その先にある展示につながる“つかみ”だと思っていました。
しかし、手探りで歩いても“次”に行けるカーテンは見当たりません。
しばらくして、壁に手が触れたので、それを頼りに歩きました。
いよいよ、カーテンに手が触れました。
やっと次に行けると思ったその先は。
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入り口に戻っていました…(まだ事情が飲み込めていない)。
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「いやいやいや、そんなはずはない。」と再挑戦。
フラフラと歩いていると、一瞬光が差し込んできました。
入り口の暗幕カーテンは二重になっていたのですが、それでも完全な遮断はできず次の人が入ってきた時に部屋の全貌が分かったんです。
ということで、しばらくその場を楽しんだ後、会場を後にしました。
ブラックボックス展・まとめ
ネタバレだけ読めば、「なんだ、そんなことか。」くらいのレベルでしょう。
暗闇だけなら自宅で再現することだってできます。
それでも、場の全貌が分かっていない中、その先に展示があると信じ込んでいた状態での真っ暗な状況はなかなか経験できないものです。
してやられた感を味わうことのできた時間でした。
それではまた。