こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
ツイッターでたくさんのリツイートといいねがあったので、それに関連して思うことを残しておきます。
秋田駅の件。ベビーパウダーを防護服装備で処理するのは結果として滑稽かもしれない。だけど、地下鉄サリン事件でサリン入りの袋を処理しようとした職員の方が亡くなっていることを思えば、茶化してはいけない案件。
— やまざきたかし@やりなおしマインドマップ (@yamazaki_1205) June 22, 2017
きっかけは、JR秋田駅校内で高校生が落とした「白い粉」を不審物として取り扱うも、結果として正体はベビーパウダーだっというお話です。
機動隊員が防護服を着て処理し、検査の結果危険なものではないのが判明しました。
これがなぜ「茶化すことを許さなければ不祥事は防ぐことができる」のタイトルになったかといえば、往々にして大きな不祥事のスタートはこの辺りにあると想像しているからです。
例えば、食品会社の不祥事を例に考えてみます。
大規模な食中毒が起こったような不祥事では、「本当にどうしようもなかった不幸な出来事」である場合はほとんどなく、日が経つにつれてずさんな管理体制が明らかになったりします。
そして、その管理体制もルールそのものがダメなわけでは決してなく、「本来やるべき手順を踏まずに仕事を進めた」ことによる不祥事がほとんどです。
ぼくも、かつて食品を取り扱うアルバイトを複数経験したことがありました。
幸い、すべて誠実に食品を取り扱う職場だったので問題はありませんでしたが、こんな職場だったらどうでしょう?
食品の取り扱いルールに関して、(様々な意味で)声の大きなアルバイトが「面倒クセェ」「だりぃ」といったことを言うような環境。
それだけならまだしも、手順を守って作業をする人に対して「何がんばっちゃってるの?」と揶揄し始めたら危険信号です。
この辺りは、管理体制うんぬんより仕事をしている人の倫理観によって支えられている職場もあるかもしれません。
そんな誠実な人をぼくは応援しています。
それではまた。