こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
まずは、タイトルに関する質問を。
学生時代までは好き勝手にしていても、だんだんとそれだけではいけない時期が来ます。
特に、就職をして会社という組織の中で働くとなると、一筋縄ではいかないこともありますね。
最初はどんなシチュエーションであっても“私”で通していた時期を過ぎれば、色々なパターンが出てきます。
すなわち、年齢・役職・相手との距離感・TPOその他の要素を「瞬時に嗅ぎ分けて使い分ける」ことを特に男性はやっていくわけです(みんな頭良すぎ)。
いや、ある程度基準を決めてしまえば簡単でしょう。
例えば、年上の役職者であったとしても距離を感じる“私”を使いたくない方もいらっしゃいました。難しい…。
そもそも、仕事で使う一人称に関しては、男性が自分を呼ぶことに関する歴史の集大成(大げさ?)になっているわけです。
ということで、まずは男性の一人称の歴史を見てみましょう。
男性の一人称に関する歴史
いつ男子が一人称を“オレ”に変えるのか?
時期的な記憶があいまいなのですが、中学校に入ったばかりの頃でしょうか?
それまでは親の前でもどこでも一人称は“ぼく”だったのを、“オレ”に変えたいなと思いました。いつまでも“ぼく”はないだろうと。
一人称“オレ”を少しずつ慣らしていった
友達の前ならそうでもなかったのですが、親の前では少し抵抗があった記憶があります。
どう思われるのかが怖かったのでしょうか?
そのため、親の前では少しずつ「オレ」を慣らしていく戦略を取りました。
体育会系の部活で使っていた一人称“自分”
高校生の時は柔道部に所属していました。しかも男子校の。
顧問の先生や先輩の前で“ぼく・オレ・私”はどれも使ってはいけません。
“自分”です。
高校時代が遠い記憶になった今でも、例えばスポーツ選手がインタビューを受けていて一人称が“自分”だと何となく笑えてきます。
ちなみに、一人称の話ではないですが、先輩の名前を呼ぶのも特殊なルールがありました。
- 一学年上の先輩の場合は「〇〇先輩」
- OBを含め二学年以上の先輩の場合は「〇〇さん」
今思うと、不思議な文化ですね。
地域や学校・部活の内容によって色々あるのでしょうか?
仕事で使う一人称とはこう向き合う
仕事上の一人称は、結局、相手との距離感が重要
“自分”はかなり特殊な場合ですが、それ以外なら普通に使われるものです。
ぼくの中で、部活の文化による呪縛のようなものがずっとあり、年上だと無条件にこう、といった部分がありました。
ただ、だんだんと年下の人とも接する機会が増えてくると、人によってはカッチカチの敬語プラス“私”の一人称だと少し寂しい気がすることもあります。
何を使っても仕事上の一人称に正解はない
「ちょうどいい」「よそよそしい」「馴れ馴れしい」の基準は人によってバラバラですから、相手がどう思っているかを知ることは基本的にありません。
ベースは安全かつビジネスシーンの基本となるな“私”を使いつつも、自由自在に使いこなしたいものです。
これは、あまり使い分けについて考えたことがないであろう女性にも知っておいてほしいなーと思います。
もしかすると、男性が話している時に、他の人に対するそれとは違うなぁと気づけば、それは無意識(あるいは戦略的に?)にあなたに対する距離感を示しているかもしれません。
それではまた。