こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
評判のライティング本で、以前から書籍名だけは知っていた『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』を読む機会に恵まれました。
300近いページの中に多角的な視点でライティングの王道を学ぶことができる内容です。
※本記事は、株式会社ソーテック社様から書籍をご提供いただいての内容となります。
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』の内容
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』は、以下の構成で成り立っています。
- chapter1:SEOに強い! Webライティングの基礎知識
- chapter2:集客力のあるWebサイト構築〜キーワード選定とコンテンツ企画〜
- chapter3:コンテンツマーケティング時代の文章術〜ロジカルライティング
- chapter4:一瞬で惹き付ける!キャッチコピーライティング
- chapter5:成約率を上げるための売れる文章術〜エモーショナルライティング
「できれば最初から最後まで順番に読んでいただきたいのが本音」と“お断り”が入りつつも、書籍の冒頭で対象読者パターンが明示されています。
目的別に特定のchapterから読み進めることが説明されているので親切ですね。
具体的には「SEO、集客」「Webライティング、文章術」「成約率アップ、売上げアップ」の3パターンとなります。
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』をオススメする人
本書をオススメする対象者としては
- ブログなど、ある程度Web上の文章を書いたことがある
- 文章の作法や体裁について辞書的に使いたい
- ライティングテクニックの抜け漏れを調べたい
人を挙げたいと思います。
書籍の内容が充実しているがゆえに、例えば
- 「WordPressでブログを始めました! 」
- 「ライティングを学んで書くぞー! 」
となった時期に一からの参考書にすると「自分の文章なんて世に出せない…」となってしまいかねないような気がするのです。
逆に、ある程度文章を書く経験をしてから問題意識を持って読んでみると、まさに「目から鱗」の発見が随所に出てくるのでオススメです。
わたし自身、本書を楽しく読むことができたゆえに「WordPressでブログを始めた当初から比べると、かなり知識がついていたんだなぁ」と成長を感じることができました。
学校のテストとは異なり点数化してもらう機会がないので、普段は地を這っているような感覚しかないのです…。
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』特に印象的だったテクニック
以上を踏まえて、わたしが『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』を読んで特に印象的だったテクニックをご紹介します。
「長い文」「短い文」のメリット・デメリットを知る
「一文を短くする」や「一文一義のルールで書く」テクニックは、ブログを書く多くの人にとって知られた内容でしょう。
ただ、これをきちんと守ろうとするあまり
- 単調でそっけない文章と同じ語尾が続く
- 「体言止め」などを織り交ぜるも、見返すと無理やり入れた感じが漂う
といった症状が出ていました。
本書でも、「一文一義のルールで書く」ことについて「わかりやすい文章を書くための最重要ルール」としています。
ただ、重要なのは短い文・長い文それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解して使い分けること。
時と場合によって、あるいはリズムを損ねない範囲で「短い文を基本に、長い文も少し使う」にチャレンジしようと考えています。
ディスクリプションタグを最適化する
Googleで何かの検索をする際、わたし自身あまりディスクリプションを読むことがありません。
それもあって、自分が書く側になった時もあまり重視してきませんでした。
時々、Googleアナリティクスで読まれている記事を調べてから、“上位記事”のそれに手を加えるくらい。
理由の一つに、記事本文の冒頭と同じような文章になってしまうこともあります。
本書では、何をどう書くとディスクリプションとして有益なのか、具体的な説明があります。
個人的には、タイトル付けで挫折して最近はやっていない「キャッチーで目を惹くフレーズ」を書くべくチャレンジしようと考えています。
好奇心をくすぐるキャッチコピー〜強いワードだけではない〜
キャッチコピーについては、例えば各種のランディングページにあるような、強いワード・表現のイメージを持っていました。
「煽ってナンボ」といったところでしょうか。
しかし、本書で紹介されている「NAVERまとめ」のコピーには、まったくそのような雰囲気がありません。
成功者たちが地味にやってきた『紙に書く』大切さ
煽りがなくてもクリックしたくなるようなコピーは、ぜひ練習を重ねていきたいテクニックです。
「オリジナルのコピーを生み出してやる! 」といったやる気は出さずに、紹介されているパターンをマネしながら上達したいですね。
まとめ
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』より、大枠とわたしにとって印象的な箇所をご紹介しました。
紹介した箇所はピンポイントです。
しかし、chapterを見ていただくと分かるように、本書では広範囲にわたってライティングのテクニックが学べます。
特に、1人でタイトル付けから本文を書くところまでやっているブロガーの人は、弱点を発見して補強する意味でぜひ手に取ってほしいです。
それではまた。