こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
あなたは、「マイペース」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
個人的には昔からプラスに捉えていましたが、世間的な圧力には反論しきれない部分もありました。
世間的な圧力とは、学校生活に代表される横並びの意識です。
ですから、特に子供の頃どう行動していたかと言えば「怒られないように」だったと思います。
まぁ別にいいかな?と思えるようになったのは最近になってからです。
そんなフラフラしている感覚なので、どこかで許可が欲しいといった弱気な部分もあったりします。
そんな感情に寄り添ってくれる書籍『人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力』に出会い、救われている部分があるので、今回はその内容について紹介していきます。
※本記事は、株式会社日本実業出版社様から書籍をご提供いただいての内容となります。
マイペースは短所なのか?
ぼくは、学生時代に水泳と柔道を経験してきました。
個人競技を選択したのには、積極的には「競技の魅力を感じて」の理由がありました。
ただ、消極的には「チームプレーができないから」という側面も。
ですから、学校生活で集団についていけないことに対して異常な恐怖を感じていたんです。
例えば、体育の授業でペアを作らなくてはいけないシーン。
「あぶれたらどうしよう?」
パソコン関連の演習では、こんな場面を想像してしまいます。
「一人だけトラブルが起きて、ついていけなくなったら辛すぎる」
ということで、長い間この感覚を引きずっていました。
年賀状が届いた時は、“まっとうな”人生を歩む友人と比較したり、フェイスブックで輝く友人を見たりすれば、どこかザワザワする自分も…。
そんなぼくにとって、一番刺さるのが、マイペースに関するくだりです。
「マイペース」という言葉を聞くと、どちらかというと悪い意味に聞こえるかもしれません。他人のことを顧みない自己中心的な態度を想像させるからでしょう。しかし現代日本のような、世間の同調圧力が強く、他人と比較し比較され、常識と異なることをすればネットで集団リンチ(炎上)に遭うような監視社会で自分らしく生きるには、「マイペース力」がきわめて重要な能力になると私は考えています。
『人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力』の特に印象的な部分
タイトルの通り、孤独であることを肯定してくれる本書なわけですが、個人的に刺さったのが子供に対しての接し方です。
- 「学校で友達はできた?」と子供に聞いてしまう
- 成長に必要な“ボーッとしている時間”を過ごす子供を我に返らせる声かけ
成長のために孤独な時間・自分と向きある時間が必要でも、子供が一人になることを恐れる大人がその機会を奪ってしまうのは罪なことです。
マイペースは長所と確認したかった・まとめ
『人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力』より、マイペースについて書いてきました。
マイペースは長所と認識することからスタート。
「この年齢になればこうあるべき」といった圧力も昔より緩くなり、生きやすくなっているのも感じています。
もし、職場や家庭、各種のコミュニティで“あるべき論”に出会っても、それを振りかざす人はあなたの人生に責任は取ってくれません。
あくまでも選択権は自分にあることを意識していたいものです。
それではまた。