こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
2018年は「副業元年」と呼ばれる年になりました。
定期的に政府の活動や企業の動向が報道されたものです。
副業と聞くと、一般的には今の勤め先とは別に“時給いくら”の働き方をするイメージが主なものではないでしょうか?
ただ、そのような生活では肉体的・精神的にも厳しい…。
それもあって就業規則で副業禁止を謳う会社が多数を占めるわけです。
このような副業以外にリスクを極限まで下げた方法を提案し、具体的な実践方法まで解説しているのが、染谷昌利さんの『複業のトリセツ』。
今後、“副業(複業)本”を探す人にとってバイブルとしてたどり着くであろう本書について、学んだことを紹介します。
※本記事はDMM PUBLISHING様より書籍をご提供いただいての内容となります。
『複業のトリセツ』の概要
『複業のトリセツ』は次の構成になっています。
- 第一章 副業を取り巻く環境の変化
- 第二章 こんなにもある複業の種類
- 第三章 インターネット活用によるノーリスク副業
- 第四章 一億総複業時代に向けて
- 第五章 複業を実践している人たち
目次の中に「副業」と「複業」の両方が使われています。
「副業が複業になる瞬間」を意識して読み進めると、見えてくることがあるでしょう。
中盤以降に、そのための道筋が書かれています。
『複業のトリセツ』で学ぶことができる内容
ある程度取り組みの必要性について理解した上で、重要と感じた部分を紹介していきます。
逆に、「今の勤め先が安泰で、自分には関係ないよ」と思われる場合は第四章がおすすめです。
暗い話題が続きますので、危機感を持つことができますよ…。
情報発信力の重要性と収益化の考え方
『複業のトリセツ』において繰り返し強調されているのが、「情報発信力の重要性」です。
おすすめの方法として挙げられているインターネットを使った副業は、まさに文章で稼ぐもの。
ただ、“時給いくら”の働き方とは異なり、しばらくの間は収益がありません。
ここをいかに乗り切っていくべきか? については、途中で紹介されている「成長曲線」の話をぜひ読んでみてください。
最初は低空飛行でも、最初に設定した目標を達成するイメージを持ち続けて行動をすればきっと“その瞬間”を味わうことができます。
芸能人のブログとは違う「有益な情報発信」
かつての私は「インターネットで発信」というと、どうしても芸能人のブログをイメージしていました。
ただ、それは芸能人だから成り立つものであって、普通はランチの写真と「おいしかったぁ〜」の一言でアクセスが集まるわけがありません。
確かに、
- 友人知人からのアクセス
- コメント欄でのやり取り
を目的とするのもブログ運営の楽しさではあります。
しかし、副業(複業)としてのブログ運営をするのであれば、内輪ウケだけではない情報発信が必要になってきます。
基礎にして最難関の「続けること」「その場に残ること」
『複業のトリセツ』もそうですし、関連するブログ収益化に関する書籍を見ると必ずといっていいほど強調されているのが
- 続けること
- その場に残ること
が基礎にして最難関だということです。
実体験するまでは「文章を定期的に書けばいいんでしょ? 」と思っていたフシもありました。
しかし、実際にやってみると分かります。
まぁ…続かない…。
「鉄棒にぶら下がっている(だけの)ゲーム」「同時期に始めた人たちはみんなやめてしまった」とトップランナーが語る意味がよく分かりました。
副業であれば時間的な制約も厳しいものになりますから、時間を“作る”“捻出する”意識と行動が欠かせないものになってきます。
『複業のトリセツ』のマインドマップ
『複業のトリセツ』の一節、「3つの財布で300万円ずつ稼ぐ意識を持つ」をヒントに、3つの財布をセントラル・イメージ(真ん中)としました。
内容としては、情報発信のポイントを重点的にまとめています。
第四章の暗い未来予測部分は見て見ぬ振りで(笑)。
【複業のトリセツ】「一億総複業時代のはじまり」のインパクト・まとめ
今回は、『複業のトリセツ』を題材に、いわゆるインターネット副業について考えてきました。
- 本業が比較的安定している→だからこそ、目先の収益にとらわれない副業に取り組む
- 本業だけでは苦しい→だからこそ、実践と勉強のサイクルを急いで回す
といったマインドで取り組めば、途中でも触れた「成長曲線が上向く瞬間」に到達することができるでしょう。
それではまた。