こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
「東洋経済オンライン」に『客数減が止まらない、「モスバーガー」の苦境』という記事が出て話題になりました。
■今人気の記事■ 【客数減が止まらない、「モスバーガー」の苦境】 国産野菜使用などの強みを生かせない理由 : https://t.co/Ni0KHYxE3K #東洋経済オンライン
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) February 18, 2018
他の記事と比較したコメント数の多さと内容が、普段多くの人が思っていることが可視化されたようで興味深いです。
記事の本文とコメントを読んで、かつての思い出が芋づる式に蘇ってきたので、ここに残しておこうと思います。
かつてのモスバーガーは高くて美味しくて特別だった
ぼくが子供の頃は、モスバーガーといえば高くて美味しくてライバル店とは違う特別なものでした。
「マクドナルドでもロッテリアでもない第三のハンバーガー店」のイメージです。
当時から高価格帯の商品で構成されていましたので、友達同士で行くのではなくもっぱら両親がお金を出してくれた時に食べられるもの。
買い出しの役目はぼくで、当時は目新しかった“モスバーガー”のソースがぐちゃぐちゃにならないように慎重に自転車をこいだものです。
それでもぐちゃぐちゃになってしまうのですが、それもご愛嬌。
きっと、今はそんなものではなく、もっと“普通”の存在のはすです。
今のモスバーガーは高くて美味しいけど普通になってしまった
今でも高くて美味しいのは変わらないものの、特別なものではなくなりました。
中・高校生グループもいますし、グループではなく一人で勉強している制服姿の人も。
店内の風景としては普通になってしまったのに、元々ライバル店に比べ割高だった金額設定が近年の値上げによりさらに高くなりました。
すると、特に男性だとそこそこお腹を満たそうとするだけで1,200円〜1,300円くらいになってしまうんですよね。
それなら、どこかで定食を頼んだ方がトータルの満足感が高くなってしまうわけです。
かつてはモスバーガーにテレビCMやクーポンはなかった
この記事の中で「SNSを通じた販促が不十分」という分析がありました。
ただ、モスバーガーが一番輝いていた時期は「テレビCMをまったくやらない」「クーポンがない」など、マクドナルドやロッテリアといった同業他社とは違うスタンスがまたカッコよかったのです。
それでも「また食べたい」と思える魅力がありました。
モスバーガーの特別感が懐かしい・まとめ
書いていて「極貧の子供時代」のような内容だなぁ、と感じるものになってしまいました。
言いたかったのは、かつてはモスバーガーが本当に魅力的だったこと、今でいう「オンリーワン」の道を突き進むお店だったことです。
残念ですが、今ではどこを向いているのかよく分からない雰囲気になってしまいました。
とはいえ、業界2位の規模を誇るチェーン店。
あのマクドナルドも一時期の苦境を乗り越えたのですから、モスバーガーにも期待しています。
それではまた。