「本を捨てられない」の末路を知って、捨てられる人になるために

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こんにちは。

やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

あなたは「〇〇を捨てて減らしたいんだけど、なかなかできないなー」と思った経験はありませんか?

 

ぼくの場合、この〇〇には本が入り長い間このような状態が続いていました。

 

しかも、本を読むことは趣味と実益を兼ねている部分もあり、あふれんばかりの本に囲まれていても、これを減らすことには抵抗があったんです。

それでも、今はある程度のスパンで手持ちの本を見直し、生活するスペースが圧迫されるような事態にはならなくなりました。

それは、「断捨離」であったり「ときめき」といったブームとは別に存在する「スペースクリアリング」の概念を知ってからです。

カレン・キングストン氏の『ガラクタ捨てれば自分が見える』との出会いから、ぼくの本に対する付き合い方が変わったので、ご紹介します。


新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)

『ガラクタ捨てれば未来が見える』の特徴

一言で表現すると
「警告、分析、実践」の流れが絶妙です。

自分なりのプロセスが確立されれば、警告の部分だけ読み返すだけで「ビビって行動」できてしまいます。

以下、それぞれ見ていきますね。

「ガラクタ」の与える影響を知ってマイナスを回避する行動をとる

人が行動する理由として、「行動することによってプラスとなる」と「行動しないことによってマイナスとなる」がありますが、本の処分については前者ではできませんでした。

 

すなわち、
「そろそろやらないと本当にマズイぞ!」と思ってからの行動だったんです。

 

それは、「ガラクタ」を溜め込んでいるとどのような影響が出るのか?という内容が前半から紹介されているのを読んでから実感しました。

引用するには多すぎかもしれませんが、かなり重要なので省略せずに紹介します。

その内容とは…。

  • 持っていると、疲労感を覚え、無気力になる
  • 過去の呪縛を溜めこむこと
  • 体の動きも滞らせる
  • あなたの体重にも影響を与える
  • 混乱のもとになる
  • 人々の対応にも影響を与える
  • 何事も延期しがちになる
  • 不調和が起きる
  • 自分を恥じるようになる
  • 人生の展開が遅くなる
  • 気分が鬱になる
  • 超過荷物になる
  • 感性が鈍り人生の楽しみを味わうことができなくなる
  • 余分な掃除を強いられる
  • 整理整頓が悪くなる
  • 健康に悪く、火事の危険性を招く
  • 好ましくない信号を発する
  • お金がかかる
  • 大切なことに頭がいかなくなる
やまざき
これの全部に耐えられる人なんて、いないよね…(笑)。

「ガラクタ」の場所・種類の分析して“図星だ”となれば行動まであと少し

マインドが、整ったら…いや、この場合は揺さぶられたら、今度は分析です。

 

「ガラクタ」の場所と種類別に考察があるので、確認をしてみましょう。

 

ここまで書いてきませんでしたが、スペースクリアリングは、実は風水の考え方が基盤にあります。

ですから、「この場所に溜め込んでいる場合は、この分野に滞りがある」といった内容が書かれています。

 

やまざき
初めて読んだ時、その時の状況に合致していて、かなりドキッとしたよ。

 

あなたの家や部屋の状況と照らし合わせて、ぜひドキッとしてほしいです(笑)。

さらに、今回はぼくの事例として本を挙げています。

本を代表とした紙類は、代表的と言っていいモノのようです。

ただ、それ以外にも溜め込むモノの種類は多様なので、場所と合わせて種類についてもあなたに当てはまるモノがないか、探してみるといいでしょう。

「ガラクタ」の処分の仕方〜スペースクリアリング〜

類書において、モノを処分する手順が示されるように、本書においても、そのプロセスが明示されています。

その際、あなたが何事にも真面目に取り組もうとするマインドをお持ちなら、このことを知っておいてください。

「しなければならない」は、もっとも力を萎えさせる言葉です。この言葉を使うと、あなたは罪悪感や、重圧感を感じるでしょう。私からのアドバイスは、この言葉を使うのを永遠にやめて、代わりに「できる」に置き換えてみることです。

大まかな流れとしては、「小規模な場所から始めて、徐々に大かがりな場所に手をつける」ことです。

書かれていることすべてをやるのは大変なので、できる範囲で。

巻末にはステップのまとめもついているので、それを活用するのもいいでしょう。

そして、その先にある概念は…。

体をきれいにして、心をきれいにして、感情をきれいにして、魂をきれいにすること。

やまざき
書きながら、またやりたくなってきた!

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「本を捨てられない」の末路を知って、捨てられる人になるために・まとめ

ぼくが、大切にしていた本であっても、適切なタイミングでお別れをすることができるようなった『ガラクタ捨てれば自分が見える』を紹介しました。

「そうは言っても、モノを捨てるとか減らすとかって、なかなかできないよね…」と思っているあなたに、本書で印象的な一言を引用して終わりたいと思います。

あなたが忙しすぎるのならー「ガラクタ」を溜める時間はあったのですから、それを片付ける時間だって見つけられるはずです!

それではまた。


新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)

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