こんにちは。
やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。
染谷昌利さんによるコミュニティ運営のキモを学ぶセミナー“「コミュニティ」の重要性と作り方&維持について”に参加しました。
今のところ、コミュニティにはメンバーとしての参加のみで運営の経験はありませんが、運営者さんの楽しさと切なさ(?)を垣間見ることのできる内容でした。
全体像は、染谷さんの記事である「自分のコミュニティを創るための5つのステップ」で詳しく触れられています。
ですから、ぼくは特にメンバーとの関係で興味深かった点に絞ってセミナーのレポートとしたいと思います。
コミュニティではメンバーとの距離感に注意する
SNSを徘徊していて、時々見かけることがあります。
ある界隈での有名人で、投稿にたくさんのリアクションがあるような立場でも、さらに有名な人の投稿にコメントをしたり、引用リツイートをしていたりするんですね。
そんな時、「あぁ、みんなそんなに変わらないんだな。だって、人間だもの(みつを)。」と思い、何だか安心するんです。
影響力のある人と繋がったらその関係を維持したいし、時にはアピールしたくなるのは、程度の差こそあれ人間持っているものでしょう。
しかし、ことコミュニティ運営においては、ここに落とし穴が…。
メンバーとの距離感において、このあたりに注意しないと“キモさ”が醸し出されるのです。
ですから…。
可能な限り公平に接する
コミュニティにおけるオンライン上の繋がりでは、コメントをしたりされたりしますね。
そこで、人によって極端に扱いが異なるのは変な感じがします。
ぼく自身、そっと退会したあるコミュニティでは、男女の扱いについて違いが酷く、どうにもモヤモヤした感情を抱いていました。
染谷さん自身、異性については「注意しすぎるくらいがちょうどいい」とお話しされていました。
新参者であっても男性であっても、フラットに接してもらえると信頼感が増すのは間違いありません。
神格化しない・されない
大きなコミュニティを運営できるような人であれば、“教祖化”しようと思えばできる人も多いはずです。
しかし、現代のコミュニティにおいては、「先生と生徒」の関係より「リーダーと仲間」として同じ理念に向かっていく方がいいそう。
そのためには、万能感を出すよりシーン別に「できる人」がその時のリーダーになればうまくいきます。
内輪感を出しすぎない
「その場でしか通じない話」を内輪でしかしないようになると、外から見て“キモい”状態になります。
さらに、コミュニティ内でも新規の入会者がコミュニケーションを取りにくくなり、短期での退会につながりやすくなります。
退会が出るのは寂しくても、ある程度の入れ替わりは健全な運営にとって良いそうなので、外からどう見えるかが重要です。
古株メンバーとの関係性に注意する
古株メンバーは、時として「主催者との親密性を自慢する層」になってしまうことがあります。
冒頭に書いたように、気持ちは分かります。
ただ、公平に接するの原則は、この層にも適用しないとバランスが取れなくなってきます。
まとめ
4大法則と書きましたが、これらは相互に関係していて一言で「フラット」と表現できます。
このあたり、外から見ておかしくなっていないか、染谷さんはエゴサーチをしているそう。
入る人、残る人、退会する人それぞれが気持ち良くいられるよう、コミュニティ運営者さんは見直してみるといいでしょう。
それではまた。