【講師が不安を解消】初めてのセミナー受講にあたって準備すること(持ち物・マインド)

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こんにちは。

やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

ぼくは20代の後半から多くのセミナーに参加してきました。

その後、人前に立つ機会もいただくようになりましたが、受講者としての立場も継続しており、学びが好きな部類なのでしょう。

そうなると、「セミナーを受講するってこうだよね」と段々当たり前になってくることが色々と出てきます。

しかし、それは全員にとって当たり前というわけではないことが徐々に分かってきました。

 

やまざき
勝手に自分の常識を世間の常識にするのはイカンね。

 

ここでは、セミナーの受講者と講師の立場両方を経験して、初めてのセミナー受講にあたって知っておくと安心なことを挙げておきますので参考にしてください。

初めてのセミナー受講前の準備

スキルの習得が目的のセミナーに参加する場合、「できなかったらどうしよう?」「ついていけなかったどうしよう?」と思うことがあるでしょう。

実際にぼく自身、その場ではできなかった経験やついていけなかった経験がありました。

 

ただ、これからやるワークの説明を受けて「うわぁ…大丈夫かなぁ?」と思うことがあれば、周りの全員がそう思っているので大丈夫です(笑)。

 

とはいえ、これだけでは身も蓋もないので具体的な対処法と事前にやっておくといいことを挙げておきます。

初めてのセミナー受講に際して不安に襲われた場合の対処法

あなたが不安になるのは真剣に向き合っている証拠

大学や資格の試験でも、記念受験ならお気楽ですが、本命の場合は不安になったり緊張したりするものです。

特に、初めてのことならなおさら。

 

セミナーへ参加することに対し、真剣に向き合っているあなた自身を褒めてあげてください。

 

場慣れしている人であっても、未知の分野は不安になります。

あなただけではないので大丈夫。

あなたはセミナーの受講に必要なポテンシャルを持っていると知る

就活のセミナーに本当に参加しないといけないような人は、実は参加していません。

コミュニケーションのセミナーに本当に参加しないといけないような人は、やっぱり参加していません。

ウェブのセミナーに本当に参加しないといけないような人は、どうしたって参加していないのです。

ですから、結果としてついていけなかった箇所があったとしても、気にすることはありません。

 

受講を決めて申し込んだのであれば、あなたは必要なポテンシャルを持っていると思っていいのです。

 

やまざき
ぼく自身、気になってはいるけれど、まだ参加できていない分野があったりも…。まさに「本当に参加しないといけない」分野なんだけどなぁ…(^^;;

もう少し補足すると、たとえセミナーのタイトルが「一日で〇〇できるようになる」と謳っていたとしても、その一日で完璧にマスターすることを前提にしていません。

どうしても、その後の復習は必要です。

ただ、ある分野を学ぶにあたり一番ハードルが高いのは「最初の一歩で何をすべきなのか?」。

ですから、そこをサポートする目的をきちんと達成できているセミナーであれば、「看板に偽りなし」とセミナーを評価してあげてほしいです。

講師が5歳児のお兄ちゃん・お姉ちゃんだと思う

上記の二つと比較して、より具体的なテクニックです。

これは、会社やその他のコミュニティで嫌な人がいる時の心理テクニックを転用しています。

不安をやわらげる意味で使っていると考えてください。

やまざき
講師が嫌な人という意味ではないよ(笑)!

 

あなたがビビってしまっているのなら、講師が5歳児のお兄ちゃん・お姉ちゃんだと思ってシュルシュルーっと小さくすることをイメージしてみましょう。

 

あなた自身は3歳児のイメージです。

あなたより少しだけそのテーマについて知っていて、得意げに(?)色々と教えてくれると思ってください。

やまざき
これは意外とバカにできないテクニック!

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セミナー受講前の予習で学習効果が変わる

学校でやってきた勉強の流れは「予習→授業→復習」です。

強制的に参加させられる企業研修のような場合でなければ、セミナーは主体的に申し込むことが多いでしょう。

それなら、せっかくなので学生時代にはやってことがない人であっても、予習を大切にしてください。

そのメリットはこれらのようなものです。

  • メリット①:質問をする箇所が明確になる
  • メリット②:文字情報で分かりにくい部分も「これでいいんだ!」と実感できる
  • メリット③:講師からプラスアルファの情報が得られる

メリット①:質問をする箇所やプラスアルファの箇所が明確になる

書籍やウェブ上に多くの情報がある現在、セミナーを受講することにより得られる「新しい知識」は多くありません。

知識としてのプラスアルファを仕入れるにには、既存の知識がなにかが分かっていないと何がプラスアルファなのかすら判断ができなくなります。

長時間のセミナーであるほど、すべての時間において集中するのは難しいので、「勝負所」を嗅ぎ分けるべく事前に予習をしておきましょう。

やまざき
予習と言っても、関連する本やウェブ上の文章を軽く読んでおくだけでOK!

また、セミナーならではの特典として「直接質問ができる」ことが挙げられます。

せっかくなら、知識の確認をする質問だけでなく、より突っ込んだ質問ができればお互いに幸せですね。

やまざき
鋭い質問が来ると、講師としては本〜当にテンションが上がる!

受講する立場しか知らなかった頃は思いもよらなかったことです。

メリット②:文字情報で分かりにくい部分も「これでいいんだ!」と実感できる

「新しい知識」が多くないとはいっても、やはりセミナーの需要はあります。

それが、文字情報では分かりにくい部分も「これでいいんだ!」と実感できるメリットです。

すなわち、独学でやっていると「これでいいのかなぁ…」と迷いながら学習を進めることになりがち。

この迷いを解消できれば、ほとんどセミナー受講の目的を達したといっていいでしょう。

このレベルでセミナーを活用するためには、知識を得ることにはあまりエネルギーを使いたくないので、「読めば分かる」部分は事前に見ておきましょう。

メリット③:講師からプラスアルファの情報が得られる

鋭い質問に対してテンションが上がると書いたように、講師業をしている人のほとんどは、そのような質問には張り切って答えると経験上言えます。

仮に、その内容が本来であれば「バックエンド」(注)に含まれるようなものであってもです。

また、質問という形式をとらなくても、講師として人前に立つと、うなずきなどのリアクションをしてくれる人に目が行きます。

そのような人が多いほど調子に乗って話をします。

やまざき
たとえ姿勢良く受けていても、それだけだと“ノーリアクション”に見えてしまうんだ…。そして、全員がノーリアクションに見えてしまうのは、けっこうコワイ…。

(注)バックエンド:そのセミナー受講して「もっと深く学びたい・より充実したサービスを受けたい」と思った人に販売する、より高額のセミナーや顧問契約・プログラムといったもの⇔「フロントエンド」

セミナーを受講する際の持ち物一覧(チェックリスト)

ぼくがセミナーを受講する際の持ち物を挙げておきます。

  • 筆記用具
  • ノートもしくはメモ用紙
  • 名刺
  • クリップボード

グループワークがあるセミナーでは名刺交換をすることが多いので、持っていく方がいいでしょう。

やまざき
会社の名刺を持っていても、プライベート用に別の名刺を準備している人も多いよ!

クリップボードに関しては、机がない場合や、机があっても書きづらい場合もあるので、準備しておいて損はありません。

やまざき
もちろん、メールやハガキの事前案内で持ち物の指定があれば、それを忘れずに!

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セミナー当日に知っておくと良いこと

セミナーの受講スタイルは様々(席の配置・資料の有無など)

ここまでは、不安への対処や予習、さらには持ち物といった事前準備についてみてきました。

ここからは、当日のことについて知っておきたい部分を紹介します。

やまざき
一口にセミナーといっても、そのスタイルは様々なので、慣れない頃は挙動不審だったなぁ…。

セミナー会場における席の配置

まず、学校における席の配置をイメージをして会場に入ると、面食らってしまうことがあるかもしれません。

パターンとしては、“島”の形式がポピュラーと言えます。

グループワークがあるセミナーでよく見られる形式です。

学校に例えれば、班での話し合いや給食の時間で採用される配置を最初からやっていると思えばイメージしやすいでしょう。

セミナーの開始ギリギリで会場に入ったら、真後ろを向かないと講師が見えないなんてことがありました。

やまざき
あれは受けずらかったし、メモをしながらだったから首が疲れた…。

ただ、よほど収容人数ギリギリでない限りは島の配置は斜めになっていることが多いです。

セミナー会場における机の有無

机がある場合と机がなくイスのみの場合があります。

机がない場合はメモを取るのが大変かもしれません。

講演会のような大人数が入る会場で、収納式の小さなテーブルを見たことがある人も多いと思います。

しかし、そうでない場合は本当にイスのみです。

持ち物として「クリップボード」を挙げたのにはこんな理由があります。

セミナーにおける資料の有無と講師の進行方法

テキスト・レジュメがある場合とない場合があります。

会場に行って、各自の席にテキスト・レジュメが置いてあれば、これはあなたのもので、持ち帰ることが可能です。

貸与物と誤解して、「書き込みができると分かっていればしたかったのに〜」となってしまうともったいないですね。

どうしても気になるものが置いてある場合は主催者に確認するといいでしょう。

なお、グループワークができるよう“島”の配置になっている場合、その真ん中に何かが置いてあるかもしれまん。

これはグループの全員でワンセットと考えるのが無難です。

 

やまざき
ワークで使う白紙や小物が置いてあったりするよ!

 

また、進行の方法として、ホワイトボードや黒板を使う場合もあれば、パワーポイントを中心に進んでいく場合もあります。

パワーポイントのみで資料がなく、しかも進行がやたら早いセミナーもあります。

それを写すことに時間を取られ、話に集中できないセミナーは不親切と思うところですが、せいぜいアンケートに書き、次に期待する他ありません。

キーワードを中心にまとめるといった“自衛”をしましょう。

セミナー受講後に意識すると受講料の“元が取れる”こと

エビングハウスの忘却曲線

「エビングハウスの忘却曲線」は、勉強法に関連する本の前半によく出てくる内容です。

人間は、何かを学んだ後に何も復習しなければ、一日でおよそ3/4の内容を忘れてしまうと言われています。

逆に、学んだ直後に復習をすれば、その定着率は一気に上がる結果となり、

そうは言っても、人間「楽しかったー」「ためになったー」に終わってしまうものですよね。

そんなあなたに、とっておきの方法をご紹介します。

 

 

それは…!

 

 

セミナー終了後に書く「アンケート用紙を復習に使う」というものです。

 

セミナーの何がどう学びになったのか、復習をしながらアンケートに答えます。

すると、あなたにとっては学習直後の効果的な復習になりますし、講師にとっても伝えたいことが伝わったことが分かり、まさに「Win-Win」の結果になるのでオススメです。

やまざき
「鋭い質問」と「しっかり書かれたアンケート」は講師にとっての2大好物!

ちなみに、ぼくは講師として人前に立つようになってから、いままで書いていたアンケートがいかに適当だったかに気づき、それ以降しっかり書くようになりました…。反省…。

セミナーをきっかけに初速がつけば最高!

乗り物で考えればイメージできるように、何事も最初の一歩に一番のエネルギーが必要です。

仮にセミナーの時間の中で全てが消化できなくてもいいのです。

「セミナーをきっかけに始めることができた」「初速がついた」のなら、十分に元を取ったと言えます。

ぜひこのことを知っておいてください。

やまざき
ぼくがセミナーを受ける目的はほぼこれだけ!

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初めてのセミナー受講にあたって準備することまとめ(+おまけ)

持ち物として、以下のものと別途指定されたものを準備します。

  • 筆記用具
  • ノートもしくはメモ用紙
  • 名刺
  • クリップボード

さらに、セミナー当日の学習効果を高めるために、簡単でいいので予習をしましょう。

もし、不安になってしまったら、「真剣に向き合っている証拠」だと思ってください。

あなたの受講するセミナーは、知っている学校教育の形式とは違うことがあるかもしれません。

色々と面食らうことがあっても「そんなものなんだな」と思ってもらえればOK。

セミナー受講後は学びの定着のためにアンケートを活用してください。

さらに、おまけとして記事の紹介です。

セミナー講師が「例え話」をする際、特に男性講師に多いのが“ドラゴンボール”。

超有名マンガなのは間違いないものの、当然読んだことがない人もいるでしょうから、頻出用語集をまとめました。

ぜひ「【未読でも知っておきたい】セミナーで登場するドラゴンボールの用語集」を読んでみてください。

やまざき
受講するセミナーが、あなたの目指すもののきっかけになるよう祈っています!

それではまた。

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