イラストを描くコツを知る前に「絵心がある前提」を知っておこう

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こんにちは。

やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

イラストや絵を描くのは得意ですか?

9割の人は「絵心がない」?

やまざき
突然ですが、あなたはイラストや絵を描くのが得意ですか?

書籍『脳の右側で描け』によると、9割ほどの人が「自分には絵心がない」と思っているそうです。

ぼくの場合、マインドマップについてお伝えする中で、「でも、私には絵心がなくて…。」といったお話をいただくこともあります。

逆に言うと、イラストや絵を描くことに抵抗がない人は、ただ楽しむことの他に、活用することによるアドバンテージが生まれます。

ブログを例にすれば、みんな同じようなアイキャッチ画像を使う中で、オリジナルのイラストを使えれば差別化を図ることができるといったことです。

もちろん、書店に行けば「描く」ことについて関連書籍がたくさん売っています。

インターネット上にもプロ・アマ問わずたくさんの人がコツを描いていて、情報には事欠きません。

それでも、情報が増えるにしたがって「絵心がない」と思っている人の割合が減ったという話は聞いたことがありません。

イラストを描くコツを知る前に知っておきたい“ステップゼロ”

そうなると、いわばイラストを描くコツ以前の“ステップゼロ”、すなわち「描けるんだ」という自覚が必要です。

数学の問題を解くことを想像してください。

  • 教科書の例題を解いた
  • 教科書の類題を解いた
  • 問題集の問題を解いた

ここまでやって間違えた問題を解決すれば、解法パターンが「分かって・できる」状態になりテストの問題も解けるでしょう。

それでも、数学の“本質”まで深く理解しているかは人によって違います。

それでも、問題を解くことはできている。

イラストや絵を描く時も同じです。

絵画の巨匠が一生かけて探求するようなことをぼくが考えなくても、とりあえず描くことはできるんです。

その第一歩となったのは、「“絵心がない”のは幻想なのでは?」というのが分かった体験でした。

ここでは、「何をもって人の心を動かすか」や「技術の探求」「表現の幅を広げる」といったことはすっ飛ばし、「見本があればそれっぽく描けるし、それで十分」という人が対象です。

やまざき
もちろん、この記事をきっかけに「その先」まで行きたいと思えたら、そうしてほしいし、個人的にも嬉しい!

イラストのコツいらずで“絵心”を目覚めさせるとっておきのワーク

まずはコチラをご覧ください。

例えば、美術の授業で「これを書き写してください」と言われたらどう思いますか?

なかなかの難易度で、「イヤだなぁ」と思う人もいるでしょう。

実は、人間の各々持っているカラダのパーツに対する定義付けによって、そのまま描き写そうとしても手が勝手に動いてしまう現象が起きます。

そして、「ああでもないこうでもない」と、消しゴムを使って何度も描き直すようなことをするのです。

そう、人間の脳は優秀すぎるので、過去の経験や思い込みによって目の前の対象物を歪めて写し取ることをしてしまう。

イラストのコツいらずの方法は優秀すぎる脳を黙らせること?

では、その優秀すぎる脳に黙ってもらい絵心を目覚めさせるにはどうすればいいのでしょうか?

答えはコレです。

対象となる絵を逆にしました。

これを、そのまま写してみましょう。

戻します。

完成です。

やまざき
なかなかの出来だと思いませんか?

これは、冒頭に出てきた『脳の右側で描け』のワークショップで取り組んだものです。

やまざき
美術の課題で提出した絵に対して、「これ、完成してるのか?」と教師から言われるほどには絵心がない人間だったから、上々もいいところ(笑)。

ここまでの手順で、何一つイラストや絵を描くコツといったお話は出てきませんでした。

「なんだ、描けるじゃん。」と、思い込みとして持っていたブロックを外してあげれば成功です。

もし試してみたいと思った人は、ここまで複雑なものでなくてもいいので、何か対象となるイラストや絵を探してみましょう。

例えば、直線ばかりだと上下を逆さまにすることによる「描けた」が実感しづらいかもしれません。

ですから、動物のイラストのように、曲線に躍動感があるものを選ぶなど、工夫をしてみてくだいさい。

イラストを描くコツ以前の“ステップゼロ”まとめ

以上の流れをまとめてみます。

  • 写す対象、すなわち見本となるイラストや絵を準備する
  • そのイラストを上下逆さまにする
  • 逆さまの状態のまま写す
  • 写したものを元に戻す

やまざき
驚きの結果が得られるので、ぜひ試してみて!

それではまた。

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